望月万琴から貴方にお届けする今日のKIZUKIメッセージ2020/08/08
19 地沢臨+4
『執着』
この卦は、臨む、迫るの意味を持ち、やる気にあふれ気持ちが前を向くことを表します。
今日のあなたの状況は、平穏なのかな…?
平穏すぎて何かもう一つ足りないと思っているのかな…?
不平不満があるわけではないのですが、スッキリしません!
事を起こす気にはなっているのですが、実際には行動することなくて、何にもやっていません!
今のあなたが中途半端に終わってしまうのは、それだけあなたが必要に迫られていないからでしょう。
それはそれでもいいですが、ただの事なかれ主義を通して平凡に落ち着くこともいいかもしれません。
☆ message that opens up the future☆ (Chapter 2)
人生はその場その場の体験の連続です。
物も人も環境も、あなたの肉体も精神も、この世の全ては単なるあなたの意識の中に浮かんでくる「現れ」に過ぎません。
この「現れ」って、常に変化するので実在していません。
実在していないこの「現れ」が幸せや安心感を与えてくれると信じるなら、人は頑張れたりします。
しかし、過去に執着すると現在の変化を恐れることに繋がり、自分の未来に不安をもつようになります。
人生でうまくいってない部分に「執着」を持ってしまいます。
必死になってしがみ付けば、幻想に囚われてしまうのです。
執着の裏には過去の痛みがあり、記憶そのものに問題はないけれど、記憶が今のあなたを支配して過去につなぎとめようと働きます。
するとあなたの現在に問題が起きていまうのです。
過去に執着すると幻想と現実の区別がつかなくなってしまい、本当に大切なことを見失っていきます。
たくさんのモノに執着していることを認めて積極的にそれらを手放しましょう。
手放した次に新しいものがやってきます。
その連続が、自分の中の真の姿を見せてくれるでしょう。