望月万琴から貴方にお届けする今日のKIZUKIメッセージ2021/03/08
11 地天泰+6大凶
『高齢者は、自分を守っている』
この卦は、希望が亨ることを意味し、思う存分に生きることを楽しむことを表します。
今日のあなたの状況は、今まで築き上げてきたことも一気に崩れ落ちる状態にあります。
「泰」の卦は希望が亨るという目先の明るい意味を持つ中でも、一番悪い状況です。
自分勝手や無秩序からくる崩壊で、もはや収拾しがたいようです。
無駄なものにしがみつき、悪あがきをしても悪くなるだけです。
このような時は、自分の力に及ぶ範囲だけを守り抜く以外は方策はありません。
☆ message that opens up the future☆ (Chapter4)
私のサロンではみゆき通り(姫路駅からお城に向かって通っているアーケードのある通り)の人の声が良く聞こえます。
さまざまな声が聞こえてくるのですが、一番気になるのは、「男性のお年寄りが大声で怒っている声」です。
むちゃくちゃ怒ってるし、叫んでる(+o+)!!
ふとそう思うと、男女問わず「年をとると怒りっぽくなる」とか「頑固でやりにくくなる」ってよく言われますよね?
なんででしょうか?と疑問になったので調べてみることに…(^^)/
さまざまな要因があるけれど、基本的に自己防衛のようです。
年齢とともに、身体能力が低下することは想像が付きますよね。
特に重要なのは、目や耳が悪くなった、というような、若者世代にとってはそれほど心配の種にはならないと思っている低下が、高齢者を憂鬱にさせているとか…。
一生懸命に耳を傾けるのは疲れますし、耳を傾けても聞こえず、聞こえているふりをするなど、ストレスな日常を過ごしているわけです。
目や耳が悪くなることで、疲れることも多くなり、「もう年だ…」と自覚し、身体機能に自信をなくしてしまい、人は憂鬱になっていきます。
高齢者のこのような変化は、精神状態や身体の状態、社会的生活の変化などから生じて来ると言われています。
保守的傾向が強くなるのは、だんだん新しいことが覚えにくくなり、新しいことを取り入れるより、過去に学んだことを遂行するほうがやりやすいと考えるようになります。
自分なりに社会と時代の変化に対して、策を練った結果、頑張って自分を守っているという自己防衛しているのだなと理解してみましょう。
そう理解すると、頭ごなしに接するよりは、「そうだね」って共感しながらやさしく接すると、スムーズな関係になるのもわかりますね(*^^*)